宵星レンズ

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こんばんは。

こちらは昼間の日差しこそ春めいてきたものの、朝晩はまだ冷えこむ気候です。
でもそうこう言っている間にツバメが渡ってくる時分ですね。今年も、最初の一羽をいつ見られるか楽しみです。

さて、更新の間が空いてしまいました。
今回もソーイングの話題です。世界情勢はむちゃくちゃですが、私には私の生活や楽しみや環境問題への試みがあります。

前に縫って失敗(とは言いたくない負けず嫌いだけど、縫ったものは外には穿いていけない)した和裁スリムパンツ「たつけ」、2本目で外にも穿いていけるものが完成しました-! やったー!

これでようやくシルエットや穿きごこちを語ることができます!

ちなみに「たつけ」とはこんな衣服(作り方のテキストブックや完成品を製作販売している石徹白洋品店さんのサイト)
https://itoshiro.org/pages/tatsuke

前回縫って失敗(とは言いたくない以下略)したときの記事はこちら
https://eveningstar.sblo.jp/articles/7

石徹白洋品店さんのオンラインショップや、作り方のテキストブックの表紙の画像では細身のシルエットですが、私が作ると(お腹~腰まわりに合わせて作ると)ややゆったりしたストレートシルエットという感じです。正面から見ても横から見てもシルエットはとてもきれいです。後ろは、たつけ独特の大きな「まち」が入っているので、身体にぴったりとフィットはしませんが、予想よりもすっきり見えます。

お腹まわりがふっくらしていると、パンツによっては座ったときにそこが「ぱつっ」となることがありますが、たつけはそれはありませんでした。座っても腰まわりや太ももまわりに余裕があります。ということでお腹まわりがふっくらしている体型の人にもおすすめできます。

たつけは農作業着として作られていたそうで、動きやすさも特長の一つだそうです。今回穿いてみて、その通りだと感心しました。ストレッチ素材ではないのに、しゃがむのもひざの屈伸も楽々です。私は機能的・伝統的なワークウェアが好きなので、完成させることができて、着心地を確かめることができてとてもうれしいです!

まずデニムで作って(テーパードパンツ https://eveningstar.sblo.jp/articles/12 の残り布を使用)、なんとか完成させることができたので、同じ寸法でチノクロスでも作りました。

デニムで作ったものがこちら。

デニムで縫ったたつけの前側

デニムで縫ったたつけの後ろ側

後ろ側には大きな「まち」が飛び出しています。残り布を接ぎ(はぎ)合わせて使ったため、テキストブックにはない接ぎ目があります。

作ってみて思ったことは、
○表に見えるステッチはジーンズ用の金茶の糸を使ってもよかった
○前パンツにもパッチポケットをつければよかった(布は残っていたけど、疲れてつけなかった)
…の2点です。

デニム一色の仕上りは少し淋しいし、前パンツにポケットがないと時々手のやり場に困る。
という反省点はありますが、ボリューム感というか、脚の形は出ないけれど広すぎないパンツ幅がちょうど今っぽいシルエットで(と私は思う)、とても気に入りました。かっこいい理想のパンツづくりの旅はひとまず目的地に着きました!

デニムのたつけ
*-*-*-*-*
使用布 10オンスデニム(アウトレットファブリックス)154cm幅*1.2m
材料費 生地、ゴムベルト、ミシン糸、生地の送料の半分を合わせて1800円ぐらい
製作日数 3日

それで、うれしくなって同じ寸法でチノクロスで作ったものがこちら。

チノクロスで縫ったたつけの前側

忘れずに前パンツにもポケットをつけました。

チノクロスで縫ったたつけの後ろ側

何食わぬ顔で穿いているぶんには傍目には和裁の考え方で作ったパンツとは分からず、春らしいチノパンツに見えるに違いない。そう思うとムフフです(ひそやかな喜び)。

生地の色が明るいぶん、デニムよりしわが目立ちますが、一日穿いてひざが出たりしわがついたりしたところは、霧吹きでたっぷり霧を吹いて吊して乾かすと次の日にはかなり直ります。(まだ大して汗をかかない季節なので、穿くたびに洗濯することはしないです。)

チノクロスのたつけ
*-*-*-*-*
使用布 チノクロス(大塚屋)115cm幅*1.6m
材料費 生地(956円)+ウエストゴムベルト(159円)+送料の半分(290円)=1405円
製作日数 5日

デニム、チノクロス、どちらも木綿100%の生地を使いましたが、カタン糸は白黒しか持っていないので、ミシン糸は縫い合わせるのも表に出るステッチもポリエステル糸を使いました。でもポリエステル糸の使用を最低限にするために、前の記事の白い越前シャツ同様、縫い代の始末はカタン糸を使ってジグザグミシンをかけました。縫い合わせた後、ほとんど全ての縫い代を(表から)ステッチで押さえるので、ほつれてはこないだろう、という読みです。たぶん大丈夫だと思います。

今回初めて大塚屋で買い物をして、チノクロスを2色注文したのですが、オンラインショップの画面で見るのと実物がかなり色が違って、ほとんど同じ色(よく見ると違う)のものが届きました。こういうことがあるなら、無料で生地見本をもらえるようなので、次回はもらって確認してから買おうと思います。買いやすい値段で、透明なプラスチックの袋ではなく包装紙(かわいい)で包んで送ってくるところはとても好感を持ちました。

さて、次は何を縫おうかな~♪
春のおしゃれをわくわく計画して、作りたいものがたくさんあります!
それではまた!

この記事を書いた人

鳥谷灯子(とや とうこ)

こんにちは!手作りや読書、文章を書くことが好きです。Webサイトはこちら http://eveningstar.sakura.ne.jp/ これまでのブログはこちら http://lenses.sblo.jp/ 日々の愉快な(自分で言う)おしゃべりはMastodonでどうぞ! https://gingadon.com/@ginmokusei