こんにちは!
こちらは紅葉が進んで晩秋の景色です。冬のコートは少し前に出して着ているのですが、そろそろ冬が来るなあと思います。
夏にあれだけ暑くて大変な思いをしたのに、今度は寒くなってそれに対応しなきゃいけないなんて、どういうこと!? なんて、誰に言ってもしょうがない文句を心の中で思ったりします。
さてさて、デニム生地でテーパードパンツを縫いました。
9月に縫った「たつけ」に続いて、パンツの試行錯誤をしています。その前にもMastodonでだけお披露目したストレートパンツとか、
https://gingadon.com/@ginmokusei/114255338783075257
型紙を自分で引いて仮縫いまでしてよく分からなくなって放置しているパンツもあって、なんというか思ったようなものが縫えなくて苦戦しています。
というのも去年から体型が変わって(ふっくらした)、持っていたパンツ類が合わなくなって(既製服も手作り服も)、変化した体型のバランスのせいか、かっこよく決まるパンツ(のパターン)に出会えていないのです。(出会えても失敗したりとか。←「たつけ」を縫ったとき)
今回はソーイングブックの型紙を使って作ってみました。
こちらの本です。
『ぽっちゃりさんがもっとかわいく見える服』月居良子、文化出版局、2025
https://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579118533/
19ページの「黒いテーパードパンツ」のモデルさん着用の写真を見て、かわいい! と思い、デニム生地で縫ってみました。
前パンツにポケットを付け、21ページの「オーバーオール」の型紙を使って後ろにもパッチポケットを2つ付けました。
他に、本と変えたところは、脇と股下の縫い代を1cmから1.2cmにしたことと、パンツ丈を2cm伸ばしたところです。
それと、ウエストはゴムベルトを入れるという作り方のところを、ゴムベルトに加えて布のひもを通しています。(ゴムだけだとずれてくるため。)
それから、デニム生地の厚さは10オンスで、普通地用か厚地用かどちらのミシン糸・ミシン針を使うか迷ったのですが、30番のミシン糸と14番のミシン針という、中厚地向けの組み合わせで縫いました。
表から見えるステッチの部分は、ジーンズ用のステッチ糸(オレンジブラウン)で縫っています。
特に難しいところはなく、前ポケットをがんばれば後は簡単でした。
ウエストにゴムを通して試着! してみた感想は、なんか前から見ると、太ももからひざにかけてがふくらんでもっちゃりして見える…。横と後ろから見るとすっきりフィットしていい感じなのに…。これはパターン(型紙)の余裕が多いからなのか、私の体型のせいなのか、分からないです。
本ではモデルさんが脚を肩幅ぐらいに開いたポーズをしているのですが、もしかしてそれは、もも周りのふくらみをごまかすためのポーズ?? なんて勘ぐったりしました。
がっかりしつつ裾を上げて仕上げて、余り布(別布)でひもを作って通し、完成。コットン100%のデニムなので、肌ざわりはいいです。テーパードラインですがふくらはぎもほどよくゆとりがあって、しゃがんだり正座しても大丈夫そう。下にタイツなどを穿けば、これからの季節も穿けそうです。
本では用尺が2.2mなのですが、生地がダブル幅で、差し込み裁断にしたら1.3mぐらいで作れました。たくさん生地が余ったので、今度はスカートでも作ろうと思います。かっこいいパンツを作るトライアンドエラーは、次は「たつけ」に再チャレンジしてみるつもりです。
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使用布 10オンスデニム(アウトレットファブリックス)154cm幅*1.3m
材料費 1521円(生地1014円+ウエストゴムベルト207円、生地の送料の半分300円)
製作日数 4日間ぐらい