宵星レンズ

砂糖をやめてみるチャレンジ、1週間経っての報告

2025-04-13 22:29:54
2025-04-13 22:32:44
目次

こんばんは!

私の住んでいるところではソメイヨシノの花がずいぶん散って、八重桜が見頃です。道を歩いているときにモッコウバラのつぼみを見つけました。今日は春の嵐で風も雨も強かったので、どうなったかちょっと心配です。

さてさて、1つ前の記事

https://eveningstar.sblo.jp/articles/2

で書いた「砂糖をやめてみるチャレンジ」(Mastodonでも書いていました)ですが、結論から言うと、とても難しいことでした。2日目の夜に砂糖を使った冷凍食品を食べて、そこから少しずつ砂糖や砂糖入りの食品を食べることが増えました。

砂糖を食べるって? と思われた方もいらっしゃるかもしれません。私には砂糖をそのまま食べるという悪癖というか、変な食行動があります。それを分かっているので砂糖を家においておくことはしていませんでしたが、今月からお菓子作りを始めて、そのためにてんさい糖を買っていました。

その後のことを順を追って書くと、

3日目:買ってあったチョコレート菓子を食べた

4日目:食パンを食べた(菓子パンではないけど砂糖が入っている)、豆乳ヨーグルトに砂糖を入れて食べた

5日目:外出先の自動販売機でいつもならココアかブラックコーヒーを買うところを、ミルクと砂糖を入れたコーヒーを買って飲んだ(もっと甘くてもいいのに、と思った)

6日目:昼食に菓子パンを食べた(菓子パンは避けようと思っていました…)、原因のよく分からない淋しさにおそわれ、元気を出すためにミントティーを淹れ、砂糖を入れて飲んだ、夜中に砂糖を食べた

7日目:昼食にパン(菓子パンではないけど砂糖が入っている)を少し食べすぎた

この7日間の間に、袋の中のてんさい糖はじりじりと減り始め、「お菓子を焼くぶんは残しておかなくちゃ」と思っていたけど、それも自信がなくなりました。

それで、7日目(昨日)の夜に、怖くなって残りの砂糖を捨てました。もったいないとは思ったのですが、食べてしまうことも、身体への悪影響も、どちらも怖かったのです。

ChatGPTで調べてみたことの一部を引用します。

砂糖を摂取すると、脳内で**ドーパミン**という神経伝達物質が分泌されます。ドーパミンは「快楽ホルモン」とも呼ばれ、報酬系を刺激することによって、食べたことが「報われる」感覚を脳に与えます。

- 報酬系の活性化: 砂糖の摂取は、脳の報酬系(特に**腹側被蓋野(VTA)**と**線条体**)を活性化し、快楽を感じることができます。この反応は、砂糖が一時的に気分を良くし、幸福感をもたらす理由です。

- 中毒性: これが繰り返されることで、脳は砂糖を求めるようになり、時には砂糖に対して依存的な反応を示すことがあります。これは、いわゆる「砂糖中毒」と呼ばれる現象です。

砂糖の摂取は、脳内で**セロトニン**という神経伝達物質の合成を促進することも知られています。セロトニンは気分の安定に関与しており、リラックスや幸福感を感じさせる効果があります。

ドーパミンとセロトニンの両方に影響が出るなんて、知りませんでした!そりゃー口にしたら気分が良くなるし、依存もするかもしれない、と思いました。

私は栄養学も医学も専門家ではないので、自分の心身に起きたことから考えるしかないのですが…「家に砂糖を置いておくのは怖いな」というのが率直な結論です。砂糖が入っている加工食品もできるだけ避けてみようと思いました。幸い自炊はわりとできるので、なんとかなるかも。肉じゃがのような(ヴィーガンを目指しているので肉じゃがは作りませんが)甘辛しょうゆ味の味付けはほとんどしないので、みりんも砂糖も要りません。それでも甘味料がほしくなったら、アガベシロップ(血糖値の上昇がおだやかな甘味料)を買ってくることにします。お菓子作りは当分やめておきます。

と、ご覧の通りあんまり砂糖を避けられなかった1週間でしたが、前半はいつもよりは摂取量が少なかったと思います。(チャレンジ前は食事代わりに菓子パンを食べていた。)そのせいなのか、なんなのかは分かりませんが、原因の分からない、今まであまり感じたことのない淋しさにおそわれました。お茶に砂糖を入れて飲んでそれで消えたか? というと「気が紛れた」ぐらいの感じでした。淋しさは、砂糖中毒の禁断症状だったのかな? と思ったりします。

頭痛とチョコレートから始まった1週間のチャレンジ、なかなか思うようには行きませんでした。でも砂糖の怖さは余計に感じるようになりました。

あんまりがちがちには考えず、でも気長に、シュガーフリーの生活をしてみようと思います。

新しい発見があったらまたご報告しますね!

それではまた!

この記事を書いた人

鳥谷灯子